我が人生の記録

子3人、郊外にマイホーム、マイカーを持ち、時代に逆行してみます

「子どもの心のコーチング―一人で考え、一人でできる子の育て方」を読んで感じたこと

      2015/01/27

最近、家を建てることばかり考えていたので、たまには子育て本を読んでみようと思いました。

誰かのブログで「子どもの心のコーチング―一人で考え、一人でできる子の育て方」という本が良いとのことで買いました。Kindle版でも良かったんですが、自分が読み終わったら、誰かにも読んでもらうために、敢えての物理本。

褒めるのではなく、感謝を伝えるようにする

この本を読んで一番心にしみたのが、

子どもが手伝ってくれたら、子どもを褒めないことが大切です。「いい子ね」「えらいぞ」というほめ言葉ではなく、子どもが手伝ってくれたことに感謝し、喜んでください。子どもが親のために働いたときに、親がどう感じたか、気持ちを教えてあげてほしいのです。

という部分でした。

今まで、「単純に褒めてのばそう!」と思っていたのですが、自分でも「なにか違う・・・」と感じてました。褒めるだけでは、自分の中から湧き出てくる力みたいなのが無い気がすると。

で、これを読んで、改めて、「そうか、感謝!!」と思ったんです。その後にもつらつら書いてあります。

子どもが新聞を取ってきてくれたとき、「ありがとう。おとうさん、起きてすぐ新聞が読めるからうれしいな。」・・・(中略)・・・という具合に、親がどのように喜んでいるか、感謝しているかを伝えます。

ありがとう!とかではなく、具体的に自分がどう嬉しいかを伝えるんですな。ちょっと長ったらしいが、わからないでもない。でも、これはこれで、何か人の喜ぶことだけをやっていて、言いなりになるイメージもありました。この疑問に対してはちょっと悶々と考えました。で、世の中にあるあらゆるものは不特定多数の人に「喜んで欲しい」と思うことが原動力になっているのではないか!という考えに至り、であれば、まずは親に喜ばれることが動機となってもいいのではないかということに落ち着きました。

あとは親が謙虚になることですよね。上から目線ではなく、子どもであっても、一人の人間として感謝の気持ちを伝えるということ。自分の子分ではないんですから。

実践する

この数日、感謝の気持ちを述べるようにしています。また、何かお願いするときには、お願いを聞いてもらえたら、私にとって何が嬉しいのかを正確に伝えることにしました。まだ変化は見られませんが、根気強くやってみようかと思います。

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