我が人生の記録

子3人、郊外にマイホーム、マイカーを持ち、時代に逆行してみます

家を建てる時には意外と現金が必要です

      2015/06/02

昨今の低金利時代。住宅ローンも空前の低金利。これは借りないと損だ!ということで、結構なローンを組んで家を建てようと考えました。とは言うものの、金利が低いとはいえ、金額が大きいのでそれなりにパーセンテージが効いてきます。

じゃあどれくらい現金残せばいいんだ?!私の場合で簡単に試算。

土地関連

たとえば、2000万円の土地を買うとします。ローンは半分の1000万円。あとの半分は現金で用意。これで土地は終了か!と思いきや。

まず、仲介手数料がかかります。売買金額の3%くらいかかりますから、60万円ほど。消費税を足すと、65万円くらいかな。土地の登記手続きのその場で支払います。

あ、土地の売買ですが、司法書士、売主、売主の仲介業者、買主、買主の仲介業者で行います。場所はローンを実行するのであれば、その銀行の部屋を借りることが多いのではないでしょうか。

話がそれました。

で、司法書士にお金を払います。このお金は土地の取引に必要な税金と司法書士への報酬を合算したものです。おそらく、この規模の取引だと30万円ほどでしょうか。

というわけで、100万円くらいは、土地とは別に現金で支払うことになります。

追加で、4月には固定資産税の請求が来ますので、そのあたりももちろん現金での支払いが必要です。

家関連

こちらがやたらと多い。

前提としてローンが実行されるのは、要はお金がもらえるのは、家が建って引渡される時です。しかも、引き渡しのその日にハウスメーカーから請求を受けますので、実質、お金を流しているだけ。大

手のハウスメーカーなら大体の銀行と提携していて、買主は一度も現金が自分の口座に入らずに、ローンで借りる金額が直接ハウスメーカーに振り込まれます。

というわけで、家の引き渡しまでに支払いが迫られるものについては、すべて現金で対応する必要があります。

順番に考えると、まずは地鎮祭。こちらはお布施という形で直接神主さんに渡します。だいたい5万円程度でしょうか。

次に必要なお金が水道納付金。これがでかい。うちの市では30万円ほど支払いました。実際には「水道を使わせてください」という意味のお金です。特に水道料金と関係があるわけではありません。

補助金申請関連

ここからが微妙なところ。補助金の申請です。関係があるのは、太陽光やエネファームを設置予定で、かつ、国や市からの補助金を受ける人です。

太陽光やエネファームはエコだということで、その導入に対して、いくらか補助金がもらえます。もちろんもらうためには、その出元である、国や市に申請書を出す必要があります。このあたりはハウスメーカーが全部代理でやってくれます。

で、なんで申請にお金が必要かというと、申請にはエネファームや太陽光発電の設備に対する領収書が必要で、その領収書を発行するために現金がほしい。というのが理由です。

そんなのローン実行時に領収書切ってくれればいいやん!って思いましたが、なんとローンでは領収書をう発行できない のだそうです。

というわけで、太陽光とエネファームは現金で支払う必要が出てきました。両方で300万円は下りません。

結論

まだまだ、外構などを別業者(ハウスメーカー以外)に頼むのであれば、そこへの支払いなども考慮しないといけません。
外構は住宅ではないので・・・ローンにも含まれないんです。

というわけで、一軒家を建てたい人は、家のためのお金として、ローンとは別に700万円ほど用意したほうが安心です。

こうなってしまう問題は、ローンの実行が引渡し時であるということにつきます。
なんとかならないものか。

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